頭部外傷
trauma
頭部外傷

交通事故や転倒により、頭部に腫れ、出血を起こした場合は速やかに受診してください。小児のけがにも積極的に対応します。
以下の症状がある場合は速やかに受診ください
- 吐き気や嘔吐を繰り返す
- だんだん頭痛が強くなる
- 意識がもうろうとする
- 手足が動かしにくい
- 物が二重に見える・見えにくい
頭蓋内出血がみられた場合は、病院と連携し、入院などの依頼をします。
高齢者に多い慢性硬膜下血腫は、軽微な頭部外傷から1-2か月後に少しずつ脳の表面に血腫が貯まり、頭痛、片麻痺(歩行障害)、精神症状(認知症)などで発症します。認知症だけが目立つ慢性硬膜下血腫もあり、認知症の鑑別診断として重要で、治せる認知症の一つです。
ケガが軽かったと油断せず、受傷後1ヶ月目くらいに頭のMRIやCTでチェックすることをおすすめします。特に、血液をサラサラにする薬を服用している患者さんは要注意です。
重症頭部外傷で長期に入院、リハビリを行った患者さんのフォローアップにも対応します。ご相談ください。