脳卒中・ふるえ・パーキンソン症候群
parkinson
脳卒中とは

脳卒中とは脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血の総称です。脳卒中の特徴は突然発症し、時には命を脅かし、後遺症を残すことがあるということです。症状が比較的軽症の場合、医療機関を受診するのが遅れ、症状が悪化することがありますので、速やかに受診することをお勧めします。
主な症状
脳梗塞、脳出血は、半身麻痺、言語障害、めまい、意識障害が突然発症します。クモ膜下出血は突然の激しい頭痛(バットで殴られたような)、吐き気、嘔吐、首の痛みで発症します。速やかに救急車を呼び専門病院で治療を受けましょう。
軽症で発症からある程度時間が経って当院を受診された場合、すぐにMRIで診断し、入院治療が必要な場合は入院先を手配します。
ふるえ・パーキンソン症候群とは

手のふるえや、ふらつき、体の動きが悪い、などの症状の患者さんの中にはパーキンソン病や、その関連疾患であることがあります。
手のふるえは若年者から高齢者までみられます。 病的なふるえの場合、本態性振戦、パーキンソン病およびその関連疾患、薬の副作用、アルコール多飲、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患、脳卒中後遺症などによる不随意運動が考えられます。
治療について
原因に応じて治療薬を選択しますが、病状によっては専門医に紹介します。パーキンソン病はお薬以外にもリハビリテーションも大事ですので、介護保険でのリハビリテーションをお勧めすることもあります。