リーフレット みむら脳神経外科へ初めてご来院される方

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胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

慢性の肩こり、腕、手のしびれを主訴に受診される方が多い病気ですが、外傷をきっかけに発症することも多い印象です。頚椎神経根症、肘部管症候群(尺骨神経障害)、手根管症候群(正中神経障害)などを併発している場合(Double crush syndrome)もあり、鑑別が難しいこともあります。
胸郭出口とは、第4-7頚神経が頚椎から出て、鎖骨の下を通過する部分のことを指します。
胸郭出口症候群は次のような4つのタイプがあります。

  1. 第4-7頚神経が鎖骨の上方で神経叢を形成しつつ前斜角筋、中斜角筋、第1肋骨で囲まれるスペース(斜角筋三角)で神経や動脈が締めつけられ、症状が出てくる場合
  2. なで肩のために神経叢が牽引されて症状が出る場合
  3. 第7頚椎に肋骨になり損ねた突起(頚肋)があり、神経を刺激する場合
  4. 小胸筋の直下で神経や血管が締め付けられる場合

まれに静脈性の血行障害が原因の場合もあります。
外傷をきっかけに発症する場合、いわゆる鞭打ち症のあとに前斜角筋周囲に炎症が発生し、神経叢周辺に癒着を生じることが原因です。外傷直後よりも数ヶ月たってから症状が顕著になってきます。外傷後に髄液減少症(低髄液圧症候群)の合併したケースを経験しました。
診断は、診察所見と除外診断(似たような症状をきたす他の疾患の除外)によります。MRIや頚動脈超音波検査、レントゲン検査を行います。 基本的には症状を誘発する姿勢を避け、必要に応じてお薬の内服を行います。お薬はビタミンB12製剤、抗炎症薬、少量の抗うつ薬などの神経障害性疼痛治療薬を処方します。手術療法が必要になるケースは少数です。痛みやしびれが耐え難い、筋力の低下、手指の筋肉の萎縮が目立つ場合は手術療法を検討します。