リーフレット みむら脳神経外科へ初めてご来院される方

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慢性硬膜下血腫について

慢性硬膜下血腫とは、頭部外傷後慢性期(通常1~2ヶ月後)に頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気で、高齢者に多く見られます。軽微な頭部外傷後の慢性期(3週間以降)に少しずつ血腫が貯まりはじめ、ある程度貯まってくると頭痛、片麻痺(歩行障害)、精神症状(認知症)などで発症します。

慢性硬膜下血腫

頭部外傷後の慢性期に頭蓋骨の直下の硬膜と脳の間に血が貯まる疾患で、被膜に覆われた血腫が脳を圧迫し症状が発現する。

軽微な頭部外傷が原因とされていますが、頭部外傷があったかどうかわからない場合(例えば,酔っぱらっていた、少し呆けている人など覚えていないことも)も存在します。慢性硬膜下血腫を生じやすい条件として1)大酒家,2)脳に萎縮がある(頭蓋骨と脳の間に隙間が多い),3)出血傾向がある場合や血液をサラサラにする薬(脳梗塞の予防の薬など)を飲んでいる場合、4)水頭症に対するシャント術などの術後,5)透析などがあげられ、注意を要します。症状としては,典型例では頭部外傷後.数週間の無症状期を経て頭痛、片側の麻痺(片麻痺)やしびれ、痙攣、言葉がうまく話せない(失語症)、呆けや意欲の低下などの精神障害とさまざまな神経症状が見られます。これらの症状は年代によってかなり差がみられ,若年者では主に頭痛,嘔吐、片麻痺,失語症を中心とした局所神経症状がみられます。一方,高齢者では痴呆などの精神症状,失禁,片麻痺(歩行障害)などが主な症状です。呆けだけで発症する慢性硬膜下血腫もあり、比較的急に呆け症状が見られた場合には慢性硬膜下血腫を疑うことも重要です。なぜならばこの呆け症状は治療可能な痴呆症(認知症)として注目されています。また時として急激な意識障害,片麻痺で発症し,さらには生命に危険を及ぼす場合(脳ヘルニア)の急性増悪型慢性硬膜下血腫も存在します。

ケガが軽かったと油断せず、受傷後1ヶ月目くらいに頭のMRIやCTでチェックすることをおすすめします。特に、血液をサラサラにする薬を服用している患者さんは要注意です。